「黄色い目の魚」
著者は「一瞬の風になれ」で、
本年度本屋さん大賞を受賞した佐藤多佳子さん。
青春短編連作です。
周囲から孤立し、叔父だけに心を許しているみのり。
下手でやる気もないサッカー部でゴールキーパーをしている木島。
二人は木島のラクガキをきっかけに近づきます。
でも!単純に好きあうんじゃないんですよ!
人間ってもっと複雑なものですし。とくにみのりは不器用で難しい人間です。
そんな二人の感情の移り具合が
一話ずつ交互に、絶妙に書かれていきます。
私の高校生時代、こんなドラマは周囲にありませんでしたが(笑)、
それでも高校生の日々が懐かしくなりました。
そしてこの二人の関係を羨ましいなぁ、なんて感じたり。
フクフクっと幸せな気分になれます。
中高生から大の大人まで幅広くオススメします!